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「うたまくら30周年にむけて」vol.11〜人生の師匠との出会い - 2020.07.13 Mon

スタッフの松田です。
前回ご紹介をした歌枕直美友の会(元:歌枕直美の活動を応援する会)の上島名誉会長が、いろんな所で様々な方々に歌枕の「万葉コンサート」「歴史的建築でのコンサート」、また歌枕の歴史文化に対する考えなどのお話を広めてくださり、それがつながっていき近畿各地に残る庄屋屋敷や酒蔵においてコンサートを実現して行く事ができました。日本間や、蔵、土間など、日本建築の空間を活かしたコンサートとなり、大変好評をいただきました。

その中の一つ、大阪交野にある「大門酒造」さんでのコンサートの時に、特別講演をされていた伝承料理研究家の奥村彪生先生との出会いがあり、歌枕の万葉の歌にとても感動してくださいました。それ以来、奥村先生はご自身の講演会の最後に、歌枕の万葉歌を歌って下さるなど歌い広めてくださり、歌枕のことを「万葉歌の師匠」と呼んでくださっています。歌枕自身も奥村先生の料理のみならず、考え方、生き方に大変共感しており、経験に基づくたくさんのお話をお伺いし学ばせていただいているといつも話しています。


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(2010年 奈良・登大路ホテル 史の会)

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(2011年 奈良・薬師寺 木魂忌)


出会いから約20年、奥村先生の講演会、歌枕の万葉コンサートなど、さまざまな場面で特別版「紫の恋」として奥村先生扮する大海人皇子と歌枕の額田王の相聞歌をご披露しています。

また、歌枕直美の友の会情報誌「うたまくら草子」対談にも、2002年の白黒版の時から、節目節目にご登場くださっています。いろいろな活動の場面で、人生の師匠と呼べる方との貴重な出会いがあり、その時期時期でお聞かせいただくお話やお言葉が今の歌枕を支えとなり、そして今なお継続しています。

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「うたまくら草子」〜歌枕の心から語りたい〜 伝承料理研究家の奥村彪生先生との対談  
第15号(2002年)第42号(2009年)第62号(2015年)
第68号(2018年)第69号(2018年)第70号(2019年)
*各号をクリックしていただくと、うたまくらHPより対談記事をお読みいただけます。*





「うたまくら30周年にむけて」vol.10〜 “数々の万葉名曲誕生”と“歌枕直美の活動を応援する会”発足〜 - 2020.06.29 Mon

スタッフの松田です。
1997年3月24日音楽で綴る万葉集「みやびうた」CDを発表後、全国でのコンサートを行い、その中で、兵庫県加古川ウェルネスパーク・アラベスクホール1周年記念コンサートでは、「印南野の月」、奈良県立橿原文化会館 主催コンサートでは「大和三山」、富山県高岡市万葉歴史館10周年記念コンサートでは「春の苑」と、そのご当地にちなんだ曲を制作・発表。またオリジナルCDも2nd「明日香風」3rd「あさね髪」4th「カエリー」と、1年半に1枚のペースで、順にリリースしていき、数々の万葉集の名曲が誕生していきました。

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(歌枕直美オリジナルCD 音楽で綴る万葉集シリーズ)

★歌枕直美オリジナルCD詳細は、うたまくらHPにて★


そうして活動が深まり、充実して行く中で、多くの応援して下さる方々に出会う事ができ、「歌枕直美の活動を応援する会」(現:歌枕直美友の会)を、現:歌枕直美友の会の名誉会長である上島朱實さんを中心に立ち上げてくださいました。そして、応援する会の皆さんが、各地の酒蔵や万葉ゆかりの施設等にコンサート開催のお声掛けをくださったり、主催コンサートでの受付等のボランティアスタッフを務めてくださるなど、現在に至るまで暖かい支援をいただいています。

その会報誌として、「うたまくら草子」を発刊することになり、歌枕達ての願いで、奈良教育大学名誉教授の脇田宗孝先生に素晴らしい題字を書いていただきました。

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(うたまくら草子題字)     (2000年3月明日香村の脇田先生ご自宅にて)

★うたまくら草子5号(2000年5月) 脇田宗孝先生対談★


「うたまくら草子」記念すべき第1号は、1999年8月20日に発行。年3回発行し、巻頭ページは、歌枕の尊敬する方々との対談コーナー、そして中面には、会員の皆様の熱い思いと旬のコンサート情報などでお届けしており、次号で75号(2020年9月1日号)となります。読み返してみると、皆様からの貴重なお言葉・メッセージが綴られており、感動と20年間の重みを感じます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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(歌枕直美友の会会報誌「うたまくら草子」)

★うたまくら草子バックナンバー「対談」「会員メッセージ」を、うたまくらHPに掲載中★




「うたまくら30周年にむけて」vol.9〜万葉集を現代のメロディーにのせて歌うソプラノ歌手 歌枕直美〜 - 2020.06.22 Mon

スタッフの松田です。
1997年3月24日歌枕のオリジナル作品 音楽で綴る万葉集「みやびうた」CDを発表して以来、「万葉集を現代のメロディーにのせて歌うソプラノ歌手 歌枕直美」と、大阪・奈良をはじめとして、滋賀、兵庫、和歌山、徳島、岡山、岐阜、長崎、山梨、東京と、数年間で全国に活動が広がっていきました。

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(1997年〜2002年各地でのコンサート案内)*画像をクリックすると拡大されます。

主な出演依頼:うたまくらHP


また、歌枕の「みやびうた・万葉コンサート」は、コンサートホールのみでなく、神社仏閣、酒蔵などの歴史的建築でのコンサート、そして文化講演会や記念式典、周年事業、歴史や環境などのフォーラムやシンポジウムなどの中でのコンサート依頼もいただきました。万葉集にうたわれた現代とかわらぬ人の心、自然の讃美を、歌枕がさまざまな行事のテーマに合わせてのコンサートを行い、大変好評をいただきました。

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(1999.11.12 大垣市スイトピアセンター 唄と琵琶で綴る万葉・関ヶ原)

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(2002.11.15 伊丹アイフォニックホール 伊丹ユネスコ20周年記念「みやびうたコンサート」)



文化講演会やフォーラム・シンポジウムなどでは、演奏とともに講演者やパネラーとして、文化人や学者先生方と共に出演。少しご紹介いたします。


*シルクロード文化フォーラム シルクロードと万葉集

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(1999.2.22 東京・ヤクルトホール)*画像をクリックすると拡大されます。



*シルクロード文化フォーラム シルクロードの女王国パルミラ

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(2000.2.17 東京・イイノホール)*画像をクリックすると拡大されます。



*国土交通省近畿地方整備局 みち対談 古代の「美知」への想い

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(2002.1.30 奈良・菊水楼にて対談)*画像をクリックすると拡大されます。



*企業の商品発表会での演奏依頼

なら100年会館で行われた奈良トヨタ自動車の新車発表会にて、歌枕がオープニング演奏を務めさせていただき、その後「能」。そして「伝統と革新の融合」をテーマとした新車が登場しました。そのテーマが、歌枕の作品と共通を感じ、とても印象的でした。

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(1999.10.27 なら100年会館「奈良トヨタ自動車 新車発表会」)
*画像をクリックすると拡大されます。


このように活動が広がっていく中で、「歌枕さんは、万葉集の秀歌に音楽性の高い響きによって命を吹き込んでいく。万葉のファンにとどまらず、全国にネットワークが広がっていっている。」との評価をいただきました。また、諸先輩方との貴重な出会いがあり、それが今の歌枕の礎となっていると思います。




「うたまくら30周年にむけて」vol.8〜海を越えて彩る言の葉・みやびうた「パリ言語博覧会」〜 - 2020.06.15 Mon

スタッフの松田です。
1997年3月24日歌枕のオリジナル作品 音楽で綴る万葉集みやびうた」CDが誕生し、万葉集の楽曲をもってのコンサート活動、大型CDショップでの販売も順調に進む中、楽器関係でのお仕事でお世話になったドイツ在住の方が、ヨーロッパ各地の大使館に「みやびうた」CDを送ってくださいました。それがきっかけとなり、パリのフランス日本大使館よりご連絡をいただきました。パリでは、毎年「パリ・エキスポラング(言語博覧会)」を開催されており、ちょうど1998年1月28日〜2月1日に開催する第16回目は、日本がテーマ国になるということで、「歌枕さんの音楽は、日本語の魅力を伝える今回の博覧会の趣旨にふさわしく、ぜひ世界の方々に日本語のすばらしさを伝えてほしい。」と、お招きいただきました。


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(パリ・エキスポラング案内と開催会場グランドホール)


パリ・エキスポラング」は、ヨーロッパ最大の言語博覧会で、世界の言語を中心に文化、旅行、翻訳といった部門で紹介する国際的サロンのような存在で、この年は、フランスでの日本語教育の歴史からの日本漫画、書道、華道、アニメ映画など、あらゆる角度から日本文化を紹介されていました。

歌枕のコンサートは、博覧会の最終日2月1日、すべてのセミナーや世界各地のコンサートが終わり、最終プログラムとして開催され、『天の川の恋』からはじまり『船出の歌』まで、「みやびうた」CD(初版盤)に収録された曲を全曲演奏。初の世界発信となりました。


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(1998年2月1日 「みやびうたコンサート」グランドホール地下劇場にて)


コンサート終了後、聴いてくださったお客様より、アーティストに直接会って感動を伝えたいとのお声があり、たくさんの方が歌枕が出て来るのを待ってくださっていました。「歌枕さんの音楽で、歌を詠んだ人の心が伝わりました。」「日本語の美しい響きに感動しました。」「1300年前に女性が歌を詠み、名前が残っているということに驚きました。」「天皇が歌を詠むという文化をもっていたということが素晴らしいと思いました。」など、熱いメッセージをいただきました。

 
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(1998年4月11日 産経新聞 文化欄「世界に響く万葉のうた」)
*画像をクリックすると拡大されます



その後、2月6日には、独日音楽振興会のお招きで、ドイツ・デュッセルドルフにある社団法人ドイツ「恵光」日本文化センターにて「みやびうたコンサート」を開催。こちらでは、在住の日本人の方とドイツ人の方が聴いてくださいました。当日、通訳をしてくださる日本人の男性に曲の説明をさせていただいている中で『君待つと』の和歌の内容をお話ししていると、「ドイツ人女性は、男性を待つなんて許せない。」「秋の風ですだれが動いて愛しい人の訪れかと感じるような繊細な感性は少ない。」など、ドイツ人と日本人の感覚の違いのお話になり、それが印象的だったと歌枕が話していました。


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(1998年2月6日 ドイツ 「みやびうたコンサート」案内)


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(1998年3月9日 RHEINISCHE POST)
*画像をクリックすると拡大されます


現在、「歌枕直美のやまとうたを歌う会」の竜門陽子会長が、大阪府学校歯科医師会の会報誌「府学歯報」にて、“海を越えて彩る言の葉・みやびうた”と題し、歌枕のやまとうたの曲を取り上げ、和歌英訳しコラムを連載してくださっていますが、1998年「みやびうた」CDが誕生から1年弱で、このようなすばらしい機会をいただき、歌枕の日本文化を音楽に乗せて世界へ発信したい。」という思いが実現し、“海を越えて彩る言の葉・みやびうた”の第一歩を記すことができました。



「うたまくら30周年にむけて」vol.7〜CDショップ全国展開・新ジャンル「うたまくら」誕生〜 - 2020.06.01 Mon

スタッフの松田です。
歌枕の音楽で綴る万葉集「みやびうた」CDが完成し、リリースコンサートを行ったものの、CDメーカーからの発売でなく、自社制作・インディーズ盤でのため、どうやって世の中に告知し、販売していくのかという大きな課題がありました。最近では、ネットショップや音楽配信、ネットダウンロードで購入される方が多いと思いますが、当時は、タワーレコードやHMVなど、CD専門の大型ショップが全盛期の頃でした。

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(タワーレコード全店クラシック担当バイヤー推薦アルバム)


まずは、大阪ならタワーレコードとドキドキしながら出かけ、梅田店の店長にお会いしCDと資料をお渡ししました。クラシック音楽担当のバイヤーと相談し御返事しますとのことでしたが、その翌日「これはおもしろいCDですね。扱いましょう!」とのお電話をいただき、即 取り扱いが決まりました。新ジャンルなので、どんなCDかを知ってもらうことが重要と、倍率の高いリスニングコーナーに入れていただき、お客様に試聴していただくことからはじまりました。後にバイヤーの方より、「試聴機でお聴きになるお客様は熱心な表情で、その反響は大きく週間売上10位にはいりました。」との、嬉しいご連絡をいただきました。

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(タワーレコード全国情報誌『musee』CD紹介記事)*記事画像をクリックすると拡大されます。


またタワーレコード全国情報誌『musee』では、「万葉集の歌を自然に受けとめられるように工夫されたメロディー、伸びやかに優しく響かせる独自の歌唱法と相まって、不思議に安らぎを与えてくれるでしょう。」「国際化した日本の新しい褒め歌が誕生している。」などのバイヤー評価とともに紹介され、その実績により、タワーレコードの全国店舗取り扱いへとつながりました。

その他、HMV、山野楽器、YAMAHA、JUGIYAなどへと展開していきました。こうして展開して行く中で、各店のバイヤーの方に、よく質問されたのは、「どのコーナーでしょうか?クラシック?ヒーリング?J-クラシック?」結果、「ジャンルはうたまくらですね。」と、コーナーができました。また、「歌枕さんの歌い方は何ですか?ベルカント?でもなく、日本語が美しい歌枕さん独自の歌唱法ですね。」など、すべてがオリジナルと、より感じる事ができました。

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(タワーレコード渋谷店6Fクラシックフロア インストアライブ案内)

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(1997年9月21日 タワーレコード渋谷店 インストアライブ)


またその当時、CDショップでのインストアライブが流行っており、海外有名アーティストも来日して店頭でミニコンサート&サイン会を行っており、タワーレコード梅田店、渋谷店をはじめとし、様々なお店で開催していただきました。座って聴いてくださる方や、棚の陰から静かに聴いてくださる方など、そしてライブの後のサイン会にも多くの方が並んでくださいました。その後も、CD販売店がきっかけとなって、「歌枕直美のやまとうたを歌う会」会長の竜門陽子さんをはじめとし、多くのお客様との出会いが生まれました。



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アーティスト歌枕直美のライブを中心とした様々な音楽活動を、コンサートスタッフがレポートいたします。

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