FC2ブログ
topimage

6月9日「みやびうたコンサート」レポート - 2012.06.13 Wed

スタッフの松田です。
6月の和歌劇は「遣唐使の物語」の中より、海を渡った日本の匠・真根のお話でした。真根のお話は、京から追放された猪名部の匠・真根が、身分を隠して遣唐使船に漕ぎ手として乗り込み、唐に渡り、そこで音楽に合わせて踊る”蠅虎子”という名のカラクリ人形を披露し、唐の人々に認められ褒美を得ますが、その褒美を皆に分け与えて姿を消していったというストーリーです。
今回は、「遣唐使の物語」の作曲に関わってくださった綱澤僚さんが、久しぶりにご参加くださり、見守る中での上演となりました。
途中の”蠅虎子”の音楽では、綱澤さんの作曲で軽快なメロディーで、歌枕の歌に合わせて、映像の”蠅虎子”が踊り、飛ぶ姿が、とてもかわいくて、軽快で楽しく、また終曲の真根が消えていく場面では、歌枕作曲のしっとりとそして少し妖艶な歌に、現実と夢のはざまを感じました。何年経っても、新鮮に感じる作品です。

691.jpg


今回はじめて、茶論「みやびうたコンサート」にご参加くださった、松田さん、打越さんからは、「いつもは、外のコンサートを聴かせていただいていたので、この茶論での近い距離で、歌枕先生の演奏される時のオーラを感じました。でも、お話される時は、いつもの歌枕先生で安心しました。」「歌枕先生の音楽に触れ、またやまとうたセミナーに参加させていただいたりして、より歴史に興味が湧いてきました。一昨日も、一人で藤原京に行ってきました。」とお話し下さいました。
作曲の綱澤さんは、「久しぶりに茶論で、ライブで歌枕さんの歌われる自分の音楽を聴いて、とてもよかったです。仕事で様々な音楽を作りますが、歌枕さんとの音楽制作は、本当の自分の音楽だという感じがします。」と、話されていました。

692.jpg


コンサートの最後は「梅と宴」で、松田さんがお持ち下さったご実家のある二上山で育った梅で作られた梅酒で乾杯し、宴会のはじまりとなりました。

menu[1]

鯛の柚子ごしょうドレッシング
新じゃが と にんじんのポタージュスープ
ポーランド風マッシュルームのフライ・ディルソースとピクルス
塩麹づけ豚バラ肉と野菜のタジン鍋 奥村ポン酢で
野沢菜のりのおにぎり
~お誕生日ケーキ3種~
菅沼先生のメロンシフォンケーキ
小澤さんの抹茶ロール
曽和さんのバナナケーキ

693.jpg 694.jpg

695.jpg 696.jpg

697.jpg 698.jpg 699.jpg

前菜の鯛のサラダは、
柚子ごしょうのドレッシングが食欲をそそります。
初夏の大地の恵みのようなスープは、
素材の甘みがいっぱいでした。
マッシュルームとディルソースの相性が抜群で美味、
ディルソースをパンに塗って二度楽しみました。
本日のメイン料理・タジン鍋は、
塩麹づけ豚バラ肉のうまみと野菜の甘みがしっかり出ていて
焼酎にぴったり!最高でした!!

690.jpg

さて今日は、和歌劇脚本家 菅沼先生をはじめとする
3名の方のお誕生日のお祝いです
歌枕がそれぞれのイメージに合わせ作った
歌枕オリジナルケーキ
どれも個性的で美味しく頂きました。
今日もごちそうさまでした!


<秋公演予告>......................................................................

 和歌劇「熊 ゆ や 野」
-平家と源氏の間で揺れ動く 遠州池田宿の女性当主-

日時:2012年9月29日(土)30日(日)17時半開演
会場:天王山 福厳寺(ふくごんじ) 浜松市曳馬1-4-1



5月5日「みやびうたコンサート」レポート - 2012.05.07 Mon

スタッフの松田です。
5月の和歌劇は「越の遊女・アユ」。
催馬楽に残される和歌を元に作られた作品で、平城京の時代、越の国にいたアユという国府の役人に使える女性と、都から単身赴任してきた国司 小椋麻呂のお話でした。楽しく過ごす毎日の中で、アユは小椋麻呂に想いをよせ告白しますが、小椋麻呂にはあっさり断られてしまいます。
作品の途中で、小椋麻呂が双六ばくちをする歌やアユがその様子を見ながらお料理をする歌が出てきますが、その言葉とてもおもしろく詠まれていて、音楽もその言葉とぴたっりリズミカルで楽しくその場面の様子が浮かんできました。最後は、アユのせつない思いがしっとりと歌われました。
歌枕さんの歌われるアユも小椋麻呂は、あまりにも生き生きとそこに存在するかのように感じるので、実在の人物だと思っていましたが、歌枕さんのお話によると、脚本家の菅沼先生がつけられたお名前だそうです。
上演後は、いつも恒例の歌枕が皆様をご紹介しながら、ご感想などを伺っていきます。
ご参加の女性から「アユの思いがとてもせつない。」「そういう恋心を忘れつつありますね。」とのご感想をいただき、若い女性からは「若さゆえに、断られるとわかっていても、告白せずにいられなかったアユの気持ちがよくわかります。」など熱く語ってくださいました。
1300年前も今も気持ちは変わらないようです。

そして、コンサートの最後は「酒楽の歌」で、お客さまもご一緒に合唱をして乾杯!宴会のスタートです。
今日はじめて渡部さんのご紹介でご参加くださった徳弘さんが「ドイツに仕事で行っていた時、人が集まると自然に誰かが先導し、皆で合唱がはじまるんですよ。」とお話しくださいました。ここうたまくら茶論では、「酒楽の歌」や「萌え出る春」ではお客様も、一緒に歌ってくだり、参加者全員心ひとつで楽しんでくださっています。


メニュー

生ハムとセロリ、きゅうりのからし三杯酢あえ
ドルマ入りミネストローネスープ
新玉ねぎのつくね照り焼き 
ポテト、新ごぼうとにんじんのきんぴら
手作りいちごジャムクリームかけケーキ


55r1.jpg 55r2.jpg

55r3.jpg 55r4.jpg

前菜は、暑くなりはじめたこの時期にぴったりで
からし三杯酢がさぱっりと食欲をそそります。
ドルマは、お米が葉でつつまれたトルコのお料理
それがミネストローネスープに入って歌枕
新玉ねぎがたくさん入ったつくねも大変美味しく
添えられた にんじんとごぼうのきんぴらも最高でした!
デザートのケーキにかけられた
手作りいちごジャムソースは甘すぎずほのかな酸味で
ケーキと絶妙なハーモニーでした。
今日もごちそうさまでした。





歌枕直美 5月公演
古事記うたものがたり~和歌劇「ヤマトタケル」


    ヤマトタケルちらしのコピー

 <奈良公演>
  5月13日(日)18時開演 奈良国立博物館・庭園
 <浜松公演>
  5月19日(土)20日(日) 17時半開演 浜松・初山 宝林寺

  ◆お問い合わせ・チケットのお申し込みは うたまくら06-6317-3873



歌枕直美 ニューアルバム
~歌い伝える日本の心の物語~「言の葉」 

   5.jpg   好評発売中!




4月7日「みやびうたコンサート」レポート - 2012.04.09 Mon

スタッフの松田です。
4月1日より、21年目がスタートしました。
新年度はじめての「みやびうたコンサート」は、とても新鮮な雰囲気で行われました。
今回の和歌劇は「海の幸・山の幸」(あらすじ)を上演しました。今回は、ベヒシュタインピアノのみの伴奏で、とても繊細に深みのある音色で演奏され、より歌枕の語りと歌がストレートに心に響きました。神様ごとのお話ですが、特に最後の歌(ホオリノミコト)
「沖つ鳥 鴨どく島に 我がい寝し 妹は忘れじ 世のことごとに」は、とても生々しく切ない想いが伝わってきました。(CD「やまとうた」に、「海神の恋」として入っています。)
上演後、お客様より「お話がよくわかって、とても感動しました。」「ピアノの音がいつもにも増してよくて、歌枕さんの歌に世界により引き込まれました。」とご感想をいただきました。

0407m1のコピー


また、毎月かかさずご参加くださる茶論の長老 角田先生から「今日のお話は、長崎県青島に残る伝説で、主人公の海幸彦山幸彦は、公式の天皇家の祖先とされる天照大御神のひ孫にあたる方ですね。そして、海幸彦の孫が神武天皇です。」とたお話をくださり、このお話と神系図がすこしつながってきました。また、その青島には、海幸彦(ホオリノミコト)と豊玉姫にあやかり 縁結びのお宮さんがあるそうですとのお話もお伺いしました。
コンサートの締めくくりは、「酒楽の歌」をみなさんで歌って乾杯し、春宴会のスタートとなりました。


メニュー

水なすと筍のからし酢みそあえ
春にんじんのフラットライス
スペアリブと根菜鍋
マスカルポーネのいちごソースかけ

0407m2.jpg 0407m3.jpg

0407m4.jpg 0407m5.jpg

一年に一度のかわいい桜のお皿に
水なすと筍の春の前菜をさっぱりといただき
ちょっと楽しくなるようなフラットライス
とろけるように柔らかく煮込まれたスペアリブと
たけのこ・にんじん・れんこんなど大地の恵みの根菜類を
美味しくいただきました
デザートは、
マスカルポーネチーズといちごソースが絶妙な組み合わせで
さっぱりと濃厚なお味で春を満喫いたしました。
ごちそうさまでした。




歌枕直美 5月公演~古事記うたものがたり~
和歌劇「ヤマトタケル」

<奈良公演>
5月13日(日)18時開演 奈良国立博物館・庭園
<浜松公演>
5月19日(土)20日(日) 17時半開演 浜松・初山 宝林寺

◆お問い合わせ・チケットのお申し込みは うたまくら06-6317-3873



歌枕直美 ニューアルバム
~歌い伝える日本の心の物語~「言の葉」 

   5.jpg   好評発売中!




3月3日「みやびうたコンサート」レポート - 2012.03.06 Tue

スタッフの松田です。
3月のみやびうたコンサートは、おひなまつりの3月3日に行われました。
歌枕は季節に合わせた春らしい衣装で登場。お客様から、歌枕の姿に春を感じたととても好評でした。

0303.jpg


さて、3月の和歌劇は「井真成」を上演しました。
井真成」は2004年に中国・西安で墓誌が発見されたことで、遣唐使として唐へ行き、志半ば病で倒れ日本に帰ることができなかった「井真成」という人物がいたことがわかり、一躍脚光を浴びました。この和歌劇は、そのの墓誌が日本に里帰りをしたとき、出身地ではないかと云われる葛井寺(ふじいでら)において、上演させていただいた作品です。

今日は、はじめてオカリナ奏者の徐さんがお越しくださいました。和歌劇をはじめてみてくださって「日本の歴史は詳しくないですが、歴史をこういう音楽の作品に作り演奏されて本当に素晴らしいと思いました。私は韓国人ですので、韓国の歴史もこういう作品にできたら素敵だと思いました。」とご感想をいただきました。また常連の渡部さんよりは、今日の「井真成」の物語には、李白がでてきますが、これは創作ですか?」との大変よいご質問をいただきました。井真成については、1300年たって発見された墓誌と中国に残るわずかな資料にしか残っていません。同時代に唐にいた李白に、真成は出会っていたのではないか、その墓誌に刻まれた内容から玄宗皇帝に認められた優秀な青年だったのではないかという和歌劇脚本家の菅沼先生による創作物語でした。誰にも知られず1300年間、中国の地に埋もれていた井真成が、この和歌劇を通して、甦って来ているような気がしました。

また今回が、「みやびうたコンサート」でパーカッションを務めてきた水野の、最後の演奏となりました。歌枕が、今日は水野さんの出身地静岡にあり、日本の象徴である山「富士」の歌で、コンサートの最後を締めくくりました。ご参加の皆様から、水野へのあたたかいエールの言葉をたくさんいただきましてありがとうございました。


menu[1]

しらすカナッペ
鯛サラダ
春キャベツと豚肉の蒸し煮
ひなちらし寿し
はまぐりの吸い物
お誕生日ケーキ2種バナナ&いちご

0303r1.jpg 0303r2.jpg

0303r3.jpg 0303r4.jpg

0303r6.jpg 0303r5.jpg
 

しらす、春キャベツ、ひな寿し、はまぐりと
春いっぱいのお料理が登場しました。
前菜のしらすカナッペは、
かわいいハートのお皿にのせて出てきました。
とても美味しくいただいて、写真を撮り忘れ失礼しました。
メインの春キャベツと豚肉のお料理は、
春キャベツの甘さと豚肉の旨味が溶け合って大変美味しく、
そして、かわいく盛り付けられたちらし寿しとお吸い物で大満足でした。

そして今回は、お雛祭りの日にぴったりの乙女2人のお誕生日を、
歌枕さんオリジナルケーキでお祝いしました。
外はまだ寒い今日も、茶論では春満喫の時間となりました。
ありがとうございました。





歌枕直美 ニューアルバム
~歌い伝える日本の心の物語~「言の葉」 

   5.jpg   好評発売中!




2月4日「茶論みやびうたコンサート」レポート - 2012.02.04 Sat

スタッフの荒木です。
2月4日の「茶論みやびうたコンサート」は外は寒かったですが、茶論の中は暖房がいらないくらい、熱く盛り上がりました。

今月の和歌劇は、古事記の題材の「軽皇子(かるのみこ)と軽大郎姫(かるのいらつめ)」でした。
悲劇の純愛物語ですが、1300年前にこのような内容の歌が残されている事自体、驚きです。
軽皇太子と軽大郎姫という顔も姿も麗しい兄妹は密かに愛し合っていました。
大王の跡継ぎを巡って軽皇太子と争っていた穴穂部皇子は、自らの立場を有利にするため、その二人の秘密を暴露しました。
その罪によって、伊予の国に流されることになった軽皇太子は、それでも尚、軽大郎姫を想って歌を詠んだのが曲に流れて、大変物悲しいものでした。
そして軽大郎姫は、一時も側を離れることはできないと、軽皇太子を追い、自らも伊予の国に向かったのですが、最後はここでは語られていません。

純愛の物語はどうしてこう綺麗で悲しいのでしょうか。

みなさまはこのお話を聴いて感じて、80歳の青春、と言われたり、今からでも人生を楽しみたい、と言われたりと活き活きされているのを感じました。
こういう場で色んな世代と色んな時代が交わると言う事が、一つの刺激となり、これからの生き方までも変えてしまうことが起きています。


menu.gif

カリフラワーとにんじんのポタージュスープ
蕪のレインボーペンネ タジン鍋
中華風おでん&そば
焼きリンゴとアイスクリーム


DSC04780_convert_20120204223822.jpg DSC04781_convert_20120204223948.jpg

DSC04784_convert_20120204224046.jpg DSC04786_convert_20120204224205.jpg

P2040055_convert_20120204224900.jpg


今日のお料理はスープにタジン鍋、土鍋での中華風おでんと、
寒い冬でも心も体も暖かくなるものばかりでした。
最後におそばが来て、デザートのりんごの酸味が新たな食欲をそそります。





 ■次回「茶論みやびうたコンサート」は、2012年3月3日(土)16:00~20:00
     =応援する会会員制=(4月より友の会に名称変更)



     歌枕直美 ニューアルバム
~歌い伝える日本の心の物語~「言の葉」 

   5.jpg   好評発売中!




NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

utamakurastaff

Author:utamakurastaff
アーティスト歌枕直美のライブを中心とした様々な音楽活動を、コンサートスタッフがレポートいたします。

リンク

このブログをリンクに追加する

最新記事

カテゴリ

ライブレポート (81)
茶論「みやびうたコンサート」レポート (17)
茶論コンサートレポート (182)
活動レポート (68)
CD『言の葉』 (5)
歌枕直美音楽教室 (15)
未分類 (20)
茶論「やまとうたコンサート」 (74)
お客様メッセージ (2)
海外公演 (32)
時代を語るピアノの響き (9)
記紀・万葉「やまとうた」と和歌劇 (33)
案内 (1)
コンサート情報 (11)
コンサート案内 (39)
うたまくら茶論 (5)
活動情報 (9)
プロデュース (9)
茶論歌枕オリジナル料理 (5)
歌枕直美のやまとうたを歌う会 (3)
うたまくら30周年にむけて (16)

最新コメント

検索フォーム

月別アーカイブ

RSSリンクの表示