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3月1日「茶論やまとうたコンサート」レポート - 2020.03.02 Mon

スタッフの松田です。
春の訪れの風物詩でもある奈良東大寺ではお水取りがはじました。
歌枕念願がかない、昨年、友の会会報誌“うたまくら草子”対談に2度にわたりご登場いただきました東大寺 長老であられる北河原公敬師が「やまとうたコンサート」にご参加くださいました。歌枕直美友の会の上島名誉会長はじめ、重鎮の皆様も大変楽しみにお集まりくださいました。歌枕より、北河原師にご質問をさせていただき、東大寺220代の別当をお務めになられたことや、今年1269回目となる「お水取り(修二会)」についてなど、壮大な歴史のお話をお伺いしました。

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さて、今年は「万葉集の成り立ちを紐解く」をテーマに行っており、3月の新作は「天武天皇−壬申の乱と大伴氏−」で、激動の歴史である壬申の乱と万葉集を編纂をした大伴家持の大伴家の功績を歌枕が歌い語りました。はじめてのお客様より「歌枕さんの迫力ある演奏で、まるでその情景が映像が見えてくるようでした。」とご感想をいただきました。
また歌枕より「今日のテーマは『縁(えにし)』です。北河原さんとの出会いは、35年前にはじまり、またお集りくださっている皆様とも本当に縁を感じます。」とお話しし、「風月同天」を演奏。そしてコンサートの締めくくりは、赤人と共に「梅と宴」を演奏し乾杯!宴のスタートとなりました。

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3月の歌枕のオリジナル料理〜春メニューは、貝の器でおひな様をイメージするような“春のオードブル3種”“鯛サラダ”“ホタルイカと菜の花のパスタ”“グラーシュスープ”“歌枕スイートポテト”と旬の食材も使われたお料理が、春の彩りに美しく盛りつけられて登場。「どれも美味しく、器も彩りも素敵ですね。」と好評でした。

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北河原師よりも、「お送り頂くうたまくら草子などで、茶論でのコンサートについて拝見していましたが、実際にはどのような感じかわからなかったですが、今日参加させていただき、充実した時間で、また素晴らし皆様が歌枕さんを支援されており、本当に幸せなことだと思います。」と、お話しくださいました。
春のスタートに、ふさわしい貴重な時間となりました。皆様、ありがとうございました。
最後に、貴重な「縁(えにし)」に感謝し記念写真を撮らせていただきました。

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<春の新作公演>
歌枕直美 歌と語りの一人舞台
音絵巻「うつそみの人 — 細川ガラシャ - 」
      〜魂の故郷を求めて〜

2020春公演チラシ表画像 2020春公演チラシ画像
(画像をクリックすると拡大されます。)

◆京都公演…京都生活工芸館 無名舎
日時:4月18日(土)19日(日)20日(月)3日間共 開演14:00(開場13:30)
◆堺公演…さかい利晶の杜 2F講座室
日時:4月25日(土)開演15:00(開場14:30)、 26日(日)開演13:00(開場12:30)
*お申し込みは、うたまくら(06-6317-3873)まで




2月2日「茶論やまとうたコンサート」レポート - 2020.02.03 Mon

スタッフの松田です。
2月2日(日)歌枕直美友の会会員制 うたまくら茶論「やまとうたコンサート」を開催。

今年のテーマは“万葉集”。1年をかけて万葉集が作られた経緯とともに時代背景を紹介。先月は、その1回目として「和歌の歴史〜古今和歌集序文より〜」古今和歌集序文に綴られた和歌の出で立ちをご紹介しました。
そして今月2回目は「天智天皇」。歌枕より、「日本書紀ができて1300年、毎回、菅沼先生よりの脚本を頂き、自分自身の認識と違うことが出てきて戸惑います。」とお話し、上演の前に脚本の菅沼先生に今月の作品についてお話をお伺いいたしました。「日本書紀ができて1300年、日本書紀を読むと矛盾・不思議な点があります。例えば、天智天皇と天武天皇は兄弟と言われていますが、兄弟の娘を複数娶っていたり、平安時代の書物によると天武天皇の方が年上であったりと、日本書紀には、あえて何かを隠しているように思えて来る様な“謎”があります。また、中国で発見された墓誌や、朝鮮の本によると670年〜680年頃に “日本”という国ができたと記されており、まさにその時の天皇は天智天皇で、日本の国を決めた重要な時代となります。」

上演後、お客様より「天智天皇が改革をして1つの国にまとまりますが、壬申の乱が起こり後継者である大友皇子がやぶれ、天武天皇の時代となります。今日のお話の終曲『近江慕情』を聴くと、中間地点にたたされ大変だっただろう大友皇子の境遇を思われます。」など、深いご感想をいただきました。

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歌枕が選ぶ今月のやまとうたは、中大兄皇子(天智天皇)の「大和三山」。反歌に出てくる“印南国原”からお越しくださる会員の伊藤さんとともに、歌いました。

歌枕より、「歴史が書物の中にあるのでなく、上演して行くことで生きかえり、つながっていきます。来月3月は『天武天皇』、4月は天智天皇の息子『志貴皇子』と、どんどん万葉の時代背景に迫って行きます。」とのお話で締めくくり、恒例の『梅と宴』乾杯をし、宴のはじまりとなりました。

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今月の歌枕オリジナル料理は、“ふきのとう”“ちぢみほうれん草”“うすい豆”など、春のお野菜がたくさん使われた春メニューが登場。一品ごとに「素敵!」「美味しい!」とのお声が上がり、また「こうして季節を感じるお料理を、毎月いただけるのは本当に幸せ!」とのお声をいただきました。

また、4月京都と大阪・堺で開催する歌枕直美 音絵巻「うつそみの人〜細川ガラシャ」公演について、制作者である菅沼先生と歌枕より、その作品についてお話を伺い、会員制ならではの時間となりました。



■ 次回、うたまくら茶論「やまとうたコンサート」は、3月1日(日)11時〜14時半です。
詳細は、うたまくらHP うたまくら茶論より


<春の新作公演>
歌枕直美 歌と語りの一人舞台
音絵巻「うつそみの人 — 細川ガラシャ - 」
      〜魂の故郷を求めて〜

2020春公演チラシ表画像 2020春公演チラシ画像
(画像をクリックすると拡大されます。)

◆京都公演…京都生活工芸館 無名舎
日時:4月18日(土)19日(日)20日(月)3日間共 開演14:00(開場13:30)
◆堺公演…さかい利晶の杜 2F講座室
日時:4月25日(土)開演15:00(開場14:30)、 26日(日)開演13:00(開場12:30)
*お申し込みは、うたまくら(06-6317-3873)まで

2020年1月5日茶論「やまとうたコンサート」レポート - 2020.01.06 Mon

新年あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。


スタッフの松田です。
昨日、1月5日茶論「やまとうたコンサート」より、2020年の歌枕のコンサート活動がスタート。歌枕直美友の会の重鎮の皆様がお集まりくださる中、平安時代をイメージする衣装で鈴の音とともに歌枕が登場し、厳粛な雰囲気となりました。

昨年の「茶論やまとうたコンサート」では、日本の象徴である“富士”をテーマにしたお話を上演してきましたが、今年のテーマは“万葉集”。1年をかけて万葉集が世に出てくる経緯を紹介していきます。

その1回目は、「和歌の歴史〜古今和歌集序文より〜」
“やまとうた とは、人の心を種として、万の言の葉となったものです。”
との、歌枕の語りからお話がはじまり、古今和歌集序文に綴られた和歌の出で立ちをご紹介し、新年にふさわしいコンサートとなりました。

そして、今月の歌枕が選ぶやまとうた1曲は、大伴家持「いや重け吉事」
“新たしき 年のはじめの 初春の 今日ふる雪の いや重け吉事”
(新年に降り積もる雪の様に、良いことが重なります様に。)
歌枕は「この歌は、家持が世の中の人々の幸せを願う祈りの歌だと、私は思います。」とお話しし、演奏いたしました。

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コンサート後、お集まりくださった皆様と新年の記念写真を撮影。

そして、乾杯をし、歌枕お手製メニューでの食事会のはじまり。歌枕流おせち料理をアレンジした“お正月オードブル”が大変好評で、女性陣からは、「この味付けはどうなされているの?」などの質問をいただいたり、「ここではいつも心豊かで、幸せな贅沢な時間をいただいています。」などのお声をいただきました。また、美味しいお料理を頂きながら、今年のコンサートについて、歴史についてと、話は尽きず盛り上がりました。

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=本日のメニュー=
・ ブランデー風味の黒豆いただいておりました。
・ お正月オードブル
 (煮なます、ごまめのカナッペ、たたきごぼう、
 くわいのから揚げ、数の子のサワークリーム和え)
・ 名物人参葉の天ぷら
・ 正月ボルシチ
・ 和菓子と抹茶



■来月の「茶論やまとうたコンサート」は、2月2日(日)11時〜
2月新作のお話は「天智天皇」、そして歌枕が選ぶ2月の1曲はお楽しみに!

*お申し込みは、うたまくら(06-6317-3873)または、うたまくらHPより
http://www.utamakura.co.jp/artist/salon.html



12月8日「茶論やまとうたコンサート」レポート - 2019.12.09 Mon

スタッフの松田です。
今年最後の茶論やまとうたコンサートは、上島名誉会長をはじめとする友の会の皆様がお集まりくださりました。はじめに、歌枕よりこの一年間のお礼と、1月高台寺でのコンサートよりはじまった2019年を共に振り返り、11月の奈良・橿原神宮と浜松・実相寺での「万葉コンサート」でのご感想、また来年へむけてのお話など、充実した時間となりました。

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さて、今年の茶論での新作は、日本の象徴である「富士山」をテーマに上演、古代から今に至るまでどの時代においても日本人の語り継いで行きたい山・日本人の心であったことを感じました。最終回12月の新作は『虫麻呂の詠んだ富士』〜万葉集に収められた高橋虫麻呂の富士山にまつわる歌をご紹介しました。ご参加の皆様より、“山部赤人の「富士」の歌が有名ですが、虫麻呂の富士の歌もすばらしくて感動しました。”などのお声をいただきました。また脚本の菅沼先生より、「“日の本の 大和の国の 鎮めともいます神かも”と虫麻呂の歌にあるように、富士山から向こうは別の国で、鎮めるという言葉が防衛する壁、砦ということを示していたと思います。」とのお話がありました。


そして、歌枕が選ぶ〜今月のやまとうた〜は、
先週の公演 浜松・実相寺のある奥浜名湖 引佐細江で詠まれた万葉集に残る和歌「みをつくし」を演奏。

みをつくしCD画像

遠江 引佐細江の みをつくし 吾を頼めて あさましものを


よみ人知らず(万葉集 巻14―3429) 作曲:歌枕 直美

しっとりと情感豊かな演奏に、男性・女性様々な思いを巡らせていらっしゃる様子でした。ご当地である実相寺での公演の際にはアンコールで演奏をし、コンサートの記念にと「みをつくし」シングルCDをお買い求めくださる方々も多くいらっしゃいました。歌枕作曲の名曲です!



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コンサートの締めくくりは、今年・令和元年の定番曲「梅と宴」で乾杯!! 宴がはじまりました。
今日の歌枕お手製料理は、関西・東海のお客様より頂いた愛情たっぷり手作り野菜を使って“人参葉の天ぷら ゆずを絞って” “鶏と小芋のシチュー” “うたまくらアップルスイートポテト”などを、美味しくいただきました。

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そして最後に、来年の茶論コンサートでの新作構想について、歌枕が菅沼先生にお伺いし「まず新年1月5日には、古今和歌集の序文を紹介したいと思っています。その中に、日本の和歌について、万葉集の編纂についても書かれいます。来年は1年をかけて万葉集の成り立ちについて紐解いていきたいと考えています。」と、お話いただきました。

令和2年 新年の「茶論やまとうたコンサート」は、1月5日11時〜開催。皆様とともに、新しい年をスタートしたいと思います。



11月10日茶論「やまとうたコンサート」レポート - 2019.11.11 Mon

スタッフの松田です。
11月10日茶論「やまとうたコンサート」を開催。上島名誉会長をはじめとする友の会の重鎮の皆様がご参加くださいました。

11月の富士をテーマにした新作は「富士と蚕」。タイトルだけでは、富士山と蚕にどんな縁があるのかと思いましたが、上演を聴くとなるほど...と、ご参加の皆様が納得! 1500年あまり前に駿河の国の富士川のほとりで、インドから伝わった絹の織物を織る一族いました。遠いインドから海を越えて伝わった蚕、シルクのお話・金色姫の伝説でした。
歌枕は、今月の作品にぴったりの素敵な赤紫のドレスで登場。ご参加の皆様より「わぁ〜」との声が聴こえました。

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歌枕より「はじめに菅沼先生より、この作品についてお伺いしたとき、“富士?蚕?”と私自身も思いましたが、作品を制作しながら、1500年以上前の金色姫のお話、美しいシルクの糸が蚕の繭より出て来た時、人々はどんなに感動したのだろう、蚕に敬意をはらったのだろうと思いました。興味がもてるかどうかで見るものすべての感じ方が変わっていきます。万葉集などの和歌は、古代人からの手紙だと思います。」と、上演後にお話ししておりました。

コンサートは「梅と宴」で乾杯をし締めくくり、宴のスタート。
前菜は自家製の薫製・牡蠣のオイル漬け・ピクルス、きのこのスープ、メインは、アイスバインと、歌枕お手製のお料理を楽しみ、来週、再来週に迫った、奈良橿原神宮、浜松・実相寺での「万葉コンサート」のお話で盛り上がりました。

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また来春の京都・無名舎での音絵巻公演の制作状況について、菅沼先生、歌枕からお話がありました。次の音絵巻新作は「細川ガラシャ」テーマにした作品との発表がありました。今、ほぼ作品は完成してきており、かなりの自信作とのことです。皆様、来年春もお楽しみになさってください。

★ 次回、茶論やまとうたコンサートは、12月8日(日)11時〜14時半に開催。
詳しくは、うたまくらHPより 


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歌枕直美コンサート情報 浜松公演

20191130実相寺

歌枕直美「万葉コンサート」〜梅の花に寄せて〜
令和の元となった万葉集・歴史的建築でのコンサート

▶日時:2019年11月30日(土)14:00開演(13:30開場)
▶日時:松源山 実相寺 (浜松市北区引佐町金指1371)
詳細は...うたまくらHP
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Author:utamakurastaff
アーティスト歌枕直美のライブを中心とした様々な音楽活動を、コンサートスタッフがレポートいたします。

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