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9月5日(日)歌枕直美「茶論やまとうたコンサート」レポート - 2021.09.06 Mon

スタッフの松田です。
9月5日(日)うたまくら茶論に於いて、歌枕直美「茶論やまとうたコンサート」=友の会会員制=を開催。今月の沖縄万葉集をテーマにした新作は、「航海を守る女神」を制作上演しました。歌枕は、海の女神をイメージする装いて登場し、琉球王朝の時代、東シナ海を行き来する人たちが信仰していた航海の安全を守る女神・馬姐のお話と沖縄に似た話が残されていることを紹介しました。


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上演後、お客様より「今日の作品は、不思議で魅力的でした。」「歌枕さんの音楽によって、人の動きやお話の流れが良くわかり、すっと心に響いてきました。」などのご感想をいただきました。
また、歌枕より、20数年前に、この馬姐を祀る長崎県にある黄檗宗の寺・興福寺にて、歌枕の公演をさせていただいたことやその時に遣唐使の最後の停泊地 五島列島の三井楽に行き見た海の空気感が忘れられない事や村長さんから隠れ遣唐使の話を伺った事など、いろんなことが繋がってきたと、お話し致しました。


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今月の歌枕が選ぶやまとうたは『遠い月』
歌枕より「遣新羅使人の歌で、どこにいても同じ月を見上げることができ、都に残して来た妻も同じ月を見ているだろうとこんなにも遠くに来てしまったとおもう歌で、現代と違い連絡をとるすべもなく、帰って来て顔を見るまで無事かどうかがわからない時代で、今日のお話にもつながると思い選びました。」と、お話しして演奏。歌枕の歌声に乗せられた言葉が、胸に響いてきました。


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また昨日は、幼少の頃から“やまとうたの世界”が好きと歌い続けてくれている原田さくらさんが来年春の就職が決まられたお祝いにと、歌枕がご招待させていただき一緒に『梅と宴』を歌って締めくくり、コンサート後は、しっとりと歌枕の初秋を感じるオリジナルメニューでの昼食を美味しくいただきました。

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8月1日「茶論やまとうたコンサート」レポート - 2021.08.02 Mon

スタッフの松田です。
8月1日(日)うたまくら茶論に於いて、歌枕直美「茶論やまとうたコンサート」=友の会会員制=を開催。今月の沖縄と万葉集をテーマにした新作は、「風の盆」~8月のはじめに台風や大風が吹かない様に願う「風鎮め祭」についてご紹介しました。歌枕は、風の女神を思わせる様なたおやかな装いで登場し、女性陣から大好評でした。


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今回は、歌枕直美友の会の重鎮の皆様、そして初期の頃から応援して下さっている元吹田市長の阪口様がご友人様と一緒にご参加くださいましたので、歌枕よりお集まり頂いている皆様お一人お一人のご紹介をしながら、「やまとうた25周年」に向ける思いを語るコンサートとなりました。

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また今月の私が選ぶ「やまとうた」1曲は、歌枕がこの活動をする原点にもなった「防人の歌〜海行かば〜」を演奏しました。偶然にも、阪口様は、お父様が戦艦大和の駆逐艦に乗っておられ奇跡的に生きのこり呉に収容され、広島の原爆の時に救援に行かれその現状を目の当たりにされた戦争体験を子供の頃に聞き、戦争や原爆は繰り返してはいけないとの思いを深く刻まれているとのお話を伺い、感慨深い時間となりました。

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そして、コンサートは「梅と宴」で締めくくりました。コンサート後の食事会では、阪口様よりのお声掛けで、歌枕が何度もお世話になった吹田の庄屋屋敷「浜屋敷」「中西家住宅」などの保存活用のお話や、吹田の歴史・文化についての生きた話で盛り上がりました。来年の新作には、北摂地域に関わるお話も登場する様子で、歌枕の拠点である「吹田」について、ますます興味が湧いてきました。

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またはじめてご参加くださったお客様より「歌枕さんが、一人ずつの紹介をされ、お話で人をつないでいかれる少人数制のこのようなコンサートははじめてで、本当に素晴らしいです。また歌枕さん自らの手料理でおもてなしくださり、とても感激しました。」と、大変喜んでいただきました。




7月4日「茶論やまとうたコンサート」=歌枕直美友の会会員制=レポート - 2021.07.05 Mon

スタッフの松田です。
7月に入り七夕もまじかの7月4日「茶論やまとうたコンサート」=歌枕直美友の会会員制=を開催しました。
2021年の「茶論やまとうたコンサート」では、“ 沖縄万葉集・古事記 ” 日本の伝統行事をテーマに毎月新作を創り上演しています。今月は「七夕(月の舟)」、古に中国から伝わった、彦星と織姫の七夕伝説をご紹介しました。はじめに脚本の菅沼先生より、「彦星は牽牛ともいわれますが、中国七夕伝説には牛との関わりが深く、沖縄でも、牛は地上と天上の世界を橋渡しするものとして年の節目に天の神様に捧げられる風習があります。」などのお話をお伺いしました。

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歌枕は、“天” “夜空” “宇宙” “織姫” “七夕” をイメージする様な装いで登場し、物語は、山上憶良の「天の川の恋」からはじまり、その壮大な天を感じる音楽で、うたまくら茶論は宇宙空間にタイムスリップし、満天の星が降る空につるまれる様な気持ちになりました。そして終曲は、天を海になぞらえ三日月を見立て詠れた「月の舟」で、ロマンいっぱいにしっとりと締めくくられました。

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上演後は、歌枕がご参加の皆様をお一人お一人ご紹介しながら、ご感想や七夕にまつわる思いでなどをお伺いしました。
「今までCDで聴かせていただいていた“天の川の恋”“月の舟”を、はじめて生で聴かせていただき、とても神秘的で敬虔な気持ちになりました。」
「田舎で育ったので、その頃は天の川がはっきり見えていたので、牽牛と織姫のお話がより伝わったのだと思います。そして季節行事もきっちり行われ、子供心に楽しかったです。昔は、天体と生活がつながっていましたね。」

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「戦時中に育ったので、探照灯で空が赤く染まっていて空は赤いものと思っていました。その後、田舎に疎開してから夜空を見上げると空には満点の星で、その時平和を感じたことを思い出しました。」
沖縄では、空が狭く感じる程に星が見え、天の川が日常的に見え、ロマンがあるなーと空を見上げるのが好きです。また、同じ月を見ても、その時の心情や人に寄って見え方が違うので面白い…どんなに見えるか考えるのが好きです。」
など、今日の歌枕の歌で思い起されたそれぞれ人生の中での記憶や思いを熱く語ってくださいました。


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コンサート後は、同じ時間を共有できる事に感謝しながら、しっとりと皆様で歌枕のオリジナルメニューでのお食事を楽しみました。



6月6日「茶論やまとうたコンサート」レポート - 2021.06.07 Mon

6月6日「茶論やまとうたコンサート」=歌枕直美友の会会員制=を開催。
沖縄万葉集”をテーマにした6月の新作は、「屋敷の御願・ヤシチヌウグァン」を上演しました。日本書紀に残る和歌と西表島や石垣島に伝わる祝詞から、新しい家を建てるときの儀式の様子を紹介する物語で、上演後、お客様より「今でも家を建てる時に棟上げ式をする風習は、この時代からこの続いているのですね。私の子供の時には、棟上げ式では子供たちにお餅を配っていました。」と、お声をいただきいました。沖縄と万葉時代、そして現代につながる風習や伝統行事のルーツ紹介する物語を歌枕の沖縄音階をイメージする民謡的な曲と日本書紀万葉集の歌では格調ある曲で、その対比された音楽も素敵で、場面毎の情景が見えて来るようだと皆様毎月楽しみにして下さっています。また歌枕の毎月の衣装も「先月はアマテラアスオオミカミの様で、今月は卑弥呼のようにも見え、音絵巻のガラシャも素敵でした。」と、特に女性陣に好評を頂いています。

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その後、歌枕より5月3週間に亘り京都・無名舎と浜松・初山 宝林寺で開催した音絵巻「うつそみの人ー細川ガラシャー」公演が全公演無事に終了したことのご報告とお礼を申し上げ、皆様をご紹介しながらご感想などをお伺いし、「昨秋の無名舎、そして今回の無名舎と宝林寺と3回聴かせていただきましたが、生で歌枕さんの声の振動を聴いていると同じ作品でも同じに感じず毎回感動しました。」など、ご感想をいただきました。
そして、今月の歌枕が選ぶ“やまとうた1曲”は、浜松・初山 宝林寺のある引佐細江で詠まれた万葉集「みおつくし」を演奏。その切なくも情感あふれる歌に、皆さま陶酔されているようでした。

最後に、脚本の菅沼先生より、来月の“沖縄万葉集”新作は、「航海の安全を守る女神」媽祖(まそ)との紹介があり、また7月の「茶論やまとうたコンサート」も楽しみです。



5月2日 友の会会員制『茶論やまとうたコンサート』レポート - 2021.05.03 Mon

スタッフの松田です。
5月2日うたまくら茶論にて、歌枕直美友の会会員制『やまとうたコンサート』を開催、友の会の重鎮の皆様がお集まりくださり、しっとりと濃厚な内容の時間となりました。

今年は、「沖縄万葉集古事記」をテーマに日本の年中行事のお話を、毎月新作を制作上演しています。今月の新作は「祖霊祭・ヤガンウミユ」。沖縄に今も残る清明(シーミー)という春・新緑が芽吹き、植物が力を持って行く時期にお墓参りをしてご先祖様をお祀りする大切な年中行事と粟国島にのこる神を鎮める祭ヤガンウミユについてのお話を、またそれに似た風習が万葉時代にもありその考えが大伴家持、坂上郎女の歌により万葉集にのこされていることをご紹介。歌枕は、琉球王国の神女「聞得大君(キコエオオキミ)」を思わせる装いで登場し上演、物語の世界へと誘いました。

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ご参加の皆様より、「1月から毎月、沖縄のお話を聴かせていただいて、沖縄・琉球に興味が湧きどんどん身近に感じてきました。」「毎月、お話の深さに魅了されています。」「お墓のまわりに人が集まり、共に祝うというのはとても素敵な文化だと思いました。」など、ご感想をいただきました。

また今月の歌枕が選ぶ“やまとうた”1曲は、25年前からの大神神社との縁のお話をさせていただき、その境内にあるご神木の杉にまつわる歌「味酒を」を、しっとりと妖艶に演奏しました。

そして、いよいよ今月となった京都・無名舎、浜松・宝林寺での音絵巻「うつそみの人—細川ガラシャ」公演を、上島名誉会長をはじめとする友の会重鎮の皆様より、“楽しみにしています。”とのエールをいただきました。また、昨日朝に宝林寺のインスタグラムに公演案内を掲載してくださり、それをご覧にならたれた方よりすぐにチケット予約のお電話をいただくなど、公演に向けて盛り上がってきました。


=公演情報=

音絵巻「うつそみの人—細川ガラシャ—」〜魂の故郷を求めて〜

5月公演チラシ表画像 5月公演チラシ裏画像
*チラシ画像をクリックすると拡大されます。

■京都・無名舎公演
 5/16日(日)、17日(月)、22日(土)、23日(日) 開演14時(開場13時半)
■浜松・宝林寺公演
 5/29日(土)、30日(日)=満席=  開演16時(開場15時半)

=2公演共通=
▶入場料:歌枕直美友の会会員3,000円
一般3,800円(前売3,500円)学生2,800円(2,500円)
▶お申し込み・お問い合わせは…うたまくら06-6317-3873 
*コロナ感染予防対策のため、少人数制での公演となります。お早い目のお申し込みをお願い致します。
 会場では、「検温」「手指アルコール消毒」「マスク着用」などのご協力をお願い致します。




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アーティスト歌枕直美のライブを中心とした様々な音楽活動を、コンサートスタッフがレポートいたします。

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