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11月10日茶論「やまとうたコンサート」レポート - 2019.11.11 Mon

スタッフの松田です。
11月10日茶論「やまとうたコンサート」を開催。上島名誉会長をはじめとする友の会の重鎮の皆様がご参加くださいました。

11月の富士をテーマにした新作は「富士と蚕」。タイトルだけでは、富士山と蚕にどんな縁があるのかと思いましたが、上演を聴くとなるほど...と、ご参加の皆様が納得! 1500年あまり前に駿河の国の富士川のほとりで、インドから伝わった絹の織物を織る一族いました。遠いインドから海を越えて伝わった蚕、シルクのお話・金色姫の伝説でした。
歌枕は、今月の作品にぴったりの素敵な赤紫のドレスで登場。ご参加の皆様より「わぁ〜」との声が聴こえました。

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歌枕より「はじめに菅沼先生より、この作品についてお伺いしたとき、“富士?蚕?”と私自身も思いましたが、作品を制作しながら、1500年以上前の金色姫のお話、美しいシルクの糸が蚕の繭より出て来た時、人々はどんなに感動したのだろう、蚕に敬意をはらったのだろうと思いました。興味がもてるかどうかで見るものすべての感じ方が変わっていきます。万葉集などの和歌は、古代人からの手紙だと思います。」と、上演後にお話ししておりました。

コンサートは「梅と宴」で乾杯をし締めくくり、宴のスタート。
前菜は自家製の薫製・牡蠣のオイル漬け・ピクルス、きのこのスープ、メインは、アイスバインと、歌枕お手製のお料理を楽しみ、来週、再来週に迫った、奈良橿原神宮、浜松・実相寺での「万葉コンサート」のお話で盛り上がりました。

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また来春の京都・無名舎での音絵巻公演の制作状況について、菅沼先生、歌枕からお話がありました。次の音絵巻新作は「細川ガラシャ」テーマにした作品との発表がありました。今、ほぼ作品は完成してきており、かなりの自信作とのことです。皆様、来年春もお楽しみになさってください。

★ 次回、茶論やまとうたコンサートは、12月8日(日)11時〜14時半に開催。
詳しくは、うたまくらHPより 


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歌枕直美コンサート情報 浜松公演

20191130実相寺

歌枕直美「万葉コンサート」〜梅の花に寄せて〜
令和の元となった万葉集・歴史的建築でのコンサート

▶日時:2019年11月30日(土)14:00開演(13:30開場)
▶日時:松源山 実相寺 (浜松市北区引佐町金指1371)
詳細は...うたまくらHP
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10月6日「茶論やまとうたコンサート」レポート - 2019.10.07 Mon

スタッフの松田です。
10月に入り、ようやく秋らしくなってまいりました。
今月の茶論「やまとうたコンサート」は、友の会の重鎮の皆様がお集まりくださり、濃厚な時間となりました。

さて、10月の“富士”をテーマにした新作のお話は『西行と富士』。はじめに「西行は、武士から仏教の世界に入り、高野山で修行をし僧侶となります。また、鎌倉時代に後鳥羽上皇が作らせた『新古今和歌集』には、たくさんの西行の和歌がのこされています。人生の終盤に、奈良の大仏再建する事業の黄金の寄付を奥州の藤原氏に頼むという使命を受け、伊勢から海を渡って三河に入り、東海道を下って、遠江の峠を越え駿河の国に入り富士山を眺め、頂から上がる煙をみて人生の総まとめに『富士』の歌を詠まれています。」との脚本・菅沼先生よりのお話を、また歌枕より「私の田舎は伊勢の二見町で、曾祖父さんが住んでいた所に、西行の庵があって見に行ったことがあります。今回のお話には、西行が実際に伊勢で詠んだ歌が入っていて、不思議な縁を感じました。」とのお話があり上演がはじまりました。

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上演後、ご参加の皆さまから「西行は、桜の歌が印象的で、富士を見ていたとは知らなかったです。」「いろんなものが溶け合って、澄んだ世界になるという考えに感動しました。」「西行という人物像が立ち上がってきました。」「いろんなことが作品を通してつながってきました。」などご感想をいただきました。

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また友の会の伊藤さんより、万葉故地として有名な富山県高岡市で30年前より開催されている三日三晩かけて、万葉集全20巻を朗唱するという「高岡万葉まつり朗唱の会」の初日10月4日に参加され、“歌枕直美の音楽で綴る万葉集を歌う会”の伊藤さんとして『富士』の歌を歌って下さったとのご報告をいただきました。応援に行かれた岩本さんより、「お衣装もすばらしく、歌も朗々と歌われて、会場の皆様もこの人は違う!と、集中して聴いておられ好評でした」と様子をお伺いしました。歌枕の記紀・万葉やまとうたを、会員の皆様が愛し歌ってひろめてくださることは、大変嬉しく思います。

コンサートの締めくくりは、今年恒例の「梅と宴」で乾杯し、食事会のはじまりとなりました。
初秋の歌枕オリジナルメニューは、“クリームチーズとブルーベリーのカナッペ”“柿サラダと高岡土産のかまぼこ”“グルジア風野菜スープ”“ささみカツとマッシュルームフライ、コールスロー”“紫のリンゴ入りスイートポテト”と秋の味覚を美味しくいただきました。

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<ご案内>
11月・12月の茶論「やまとうたコンサート」は、第2日曜日の開催となります。
 *11月10日(日)11時〜14時半 新作「鷹と富士」
 *12月8日(日)11時〜14時半 新作「金色姫伝説」



9月1日「茶論やまとうたコンサート」レポート - 2019.09.02 Mon

スタッフの松田です。
9月に入り秋の到来。朝夕さわやかな秋の風が心地よく感じます。
今月のやまとうたコンサートは、友の会重鎮の方を中心に、20代、30代、40代、50代、60代、70代、80代と幅い広い世代の方々がお集りくださいました。

歌枕は、秋らしい紫のドレスでしっとりと登場し、皆様をご紹介しながらコンサートを進行しました。
戦中のお話など、その時代を生きてこられた諸先輩方のお話を生でお伺いする機会が少なくなっている中、ここでは歌枕のもと世代を越えて音楽文化を楽しみ、感動を共有でき、コミュニケーションの場となっているのも大きな魅力です。

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さて、今年のやまとうたコンサートでは、“富士”をテーマにした新作のお話をご紹介していますが、今月は室町時代のお話「ざざんざの松・将軍義教の見た富士」を上演。ご参加の皆様より、「将軍義教がこんなに文化的な人だったと知らなかった。」「物語の最後の歌、“言の葉も 及ばぬ富士と 預て記きしな” 心にしみました。」「古代からさまざまな形で“富士”を見て、歌に詠まれているということを、歌枕さんのお話を通して知ることができ、どの時代も今に至るまで日本の象徴“富士”の素晴らしさを感じます。」など、ご感想をいただきました。

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また歌枕より、11月24日 橿原神宮 文華殿での「万葉コンサート」と11月30日浜松 実相寺での「万葉コンサート」そして、来春の京都・無名舎での「音絵巻」公演の構想などをお話させていただきました。
コンサート後の歌枕オリジナルメニューでの食事会では、秋のお料理をいただきながら、これからのコンサートのお話で盛り上がりました。

歌枕オリジナル秋メニューは、なすのカナッペ、9月1日の野菜のポタージュスープ、野菜の生春巻き、中華風煮込。
デザートは、“マンゴー・マンゴー”。先日、沖縄からの贈り物で頂いたマンゴーとドライマンゴーの入ったヨーグルト、美味しくいただきました。

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8月4日「茶論やまとうたコンサート」レポート - 2019.08.05 Mon

スタッフの松田です。
真夏日が続く毎日ですが、皆様いかがおすごしでしょうか。

昨日は、歌枕直美友の会会員制 毎月定例の「茶論やまとうたコンサート」を開催。今回は、会員様が恩師やご友人などをお誘いくださり、はじめての方やお久しぶりの方で、また20代から89歳までの方と3世代にわたる皆様がお集まりくださる中、爽やかなブルーのドレスで歌枕が登場しコンサートがスタートしました。

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8月の富士をテーマにした新作は「街道下り 平重衡の見た富士」
源氏と平家が日本中を舞台にして争っていた頃、一の谷の決戦で平家が敗れ、平清盛の息子である重衡が源氏に生け捕りにされ、東海道を下り鎌倉に護送されて行く途中、手越の宿で出会った千住前の音楽で心を癒され、前日寂しい気持ちで見たはるか遠くの山々が、今朝は何か清々しく感じると重衡の歌で物語は締めくくられました。

演奏後は、ご参加の皆様より、「きっと日本の象徴である富士の山を重衡は見たと思います。」「重衡が亡くなる前にであった千住前、どんな時に出合うかで、一瞬、一瞬の輝きがかわると思います。菅沼先生の構成力の素晴らしさに感動します。」「芸術が音楽が、人の心を元気づける、本当に素晴らしいと思います」など、さまざまなご感想をいただきました。

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お客様ご紹介の後は、8月ということで、昔から、時代は変わっても、大切な人を残して行く思いは同じ、万葉集に残された防人の歌、大伴家持の大伴家が天皇に仕える歌(海行かば)は、魂が込められた歌だと思います。と歌枕がお話しし、「防人の歌〜海行かば〜」を演奏しました。関東大震災、第二次世界大戦と激動の昭和を生き抜いてこられたはじめてご参加頂いた89歳の女性より、「本当に久し振りに生の声で聴かせていただて懐かしかったです。」と、お声掛け頂きました。

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また、コンサート後の歌枕オリジナルメニューでの食事会は、彩りが美しく、さっぱりとした夏料理を美味しくいただきました。



7月7日「茶論やまとうたコンサート」レポート - 2019.07.08 Mon

スタッフの松田です。
7月7日「茶論やまとうたコンサート」のオープニングは、歌枕が真っ白な衣装で登場し、壮大な天の世界を感じる彦星と棚機女「天の川の恋」を、歌い上げました。お客様よりも、一年にぶりに聴かせていただけるのを楽しみにしていましたと、お喜びいただきました。

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さて、今年の茶論コンサートは、日本の象徴である富士山をテーマにした作品を上演しており、今月はその第6作目『富士山とかぐや姫』。
上演の前に、脚本の菅沼先生より「今良く知るかぐや姫のお話は、戦国時代にまとめられたもので、今日のお話は、世阿弥の謡曲『富士山』がもとになっています。中国から不老不死の薬を求めて、富士山のふもとにやってきた除福とともにご紹介します。当時は、寿命が30〜40歳で志半ばで亡くなる人が大半でした。昔の人が目指した不老不死は、長寿である今の状況かもしれません。」とのお話ではじまりました。

かぐや姫は、天に帰る時に帝へ
「今はただ 天の羽衣 着る折りぞ 君を哀れと思い出でける」
と、手紙と薬を贈りますが、
帝は、
「逢うことの 涙に浮かぶ 我が身には 死なぬ薬も 何かはせん」
かぐや姫がいないのに不老不死の薬があっても意味がないと、臣下に天に一番近い富士山の頂上で焼かせ、その煙が今もなお富士山の頂上から立ち上っています。そして最後は「富士」の歌で締めくくられました。

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演奏の前後には、ご参加のお客様をご紹介し、また、うたまくら茶論での定番曲である「萌え出づる春」を、皆様とともに歌いました。

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コンサート後は、皆さんと乾杯をし、夏の野菜たっぷりの歌枕のオリジナルメニューを満喫しました。今回、茶論にははじめてお越し下さった方や、お久しぶりの方もありましたが、歴史の話や秋の「万葉コンサート」の話題などで盛り上がりました。歌枕の話の通り、お越し下さった時は「初めまして」ですが、お帰りの時には、親しい友人に…、今回もその通りに楽しい時間となりました。

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アーティスト歌枕直美のライブを中心とした様々な音楽活動を、コンサートスタッフがレポートいたします。

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