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11月24日・25日「時代を語るピアノの響きコンサート」レポート - 2014.11.27 Thu

スタッフの松田です。
11月24日・25日「時代を語るピアノの響きコンサート」を開催致しました。ピアノ愛好家の方、生徒さん、先生、ピアニストの方と、いろんな立場でピアノに興味を持つ方々がご参加くださり、はじめに歌枕がおひとりおひとりご紹介をさせていただきました。
 
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「時代を語るピアノの響きコンサート」の前半は、ピアノ工房にある個性豊かなピアノの特徴を技術者荒木欣一がご紹介し、それぞれに合う曲を歌枕が選曲、演奏。コンサートのオープニングには、大正時代につくられたヤマハのピアノをご紹介しました。日本は木の文化の国と感じるピアノです。
 ヤマハアップライト(UP・1924年製日本)「平均率1番」

今回は、ドイツピアノの数々、そしてドイツ移民としてアメリカに渡りピアノを製作したスタンウェイ、メーソン&ハムリンについて、お話を交えながらのコンサートとなりました。
歌枕が先月の海外公演でドイツ・ミュンヘンに行った時に、その国にふれ、現地で伺ったお話などより、「“ドイツ”をひとつの国として語ることはできない。」と感じたそうです。ドイツが連邦なので、北から南 それぞれの地域の文化・風習が違い、それはピアノの音作りにも表れていて、北は工業がすぐれていてかっちりとドイツ的な重厚な音色で、南に行くとオーストリア文化に近くなり、歌が似合うウィンナートーンのように、たゆるみがある音色になっていますとのお話をし演奏に入りました。

 シードマイヤー(UP・1935年製ドイツ)「ロシア民謡メドレー」
 グロトリアン・シュタインベッヒ(GP・1965年製ドイツ)
        カヴァレリア・ルスティカーナ より「間奏曲」
 ザイラー(UP・1927年製ドイツ)「ミスティ」
 ザウター(UP・1954年製ドイツ)サンサーンス「白鳥」

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ピアノ工房での後半は、スタンウェイ、メーソン&ハムリン
アメリカでははじめヨーロッパからピアノを輸入していましたが、気候風土があわず1800年前半に、スタンウェイ、メーソン&ハムリンをはじめとするドイツからアメリカへ移民として渡ったピアノ製作者たちが、アメリカにあうピアノを創り出したそうで、原点はドイツへとつながります。

 メーソン&ハムリン(GP・1918年製アメリカ)
        「星条旗よ永遠なれ」「パガニーニの主題による狂詩曲」
 スタンウェイ(GP・2013年製ドイツ)シベリウス「もみの木」
 
そして次は、夢工房(社長室)にある歌枕所有のタローネ(GP・イタリア)で「シャコンヌ」をお聴きいただきました。タローネが生きている間に約500台しか作られず幻の名器とも言われており、うたまくらではこのコンサートの時のみ、特別にご披露しています。

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最後に茶論に移動して、歴史的鍵盤楽器の演奏をお楽しみいただき、最後は、ベヒシュタインパリサンダーで映画ニューシネマパラダイスより「愛のテーマ」を演奏しコンサートを締めくくりました。


お話にあったように、音の透明度と重厚感のあるグロトリアン・シュタインベッヒ、甘い弦楽器のような音色のザウターなど地域での音色の違い、そしてこの季節にぴったりの選曲でその土地の気候風土を感じるコンサートでした。
コンサート後、ご参加のお客様より「同じドイツでも地域により、音色が違っていくのがとてもよくわかりました。」「メーソン&ハムリンのキラキラした音色を、はじめて聴きました。」「こんなに身近で本物のクラヴィコードやフォルテピアノをはじめて聴きました。他ではできない体験でした。」「とても素敵で、楽しいコンサートで、あっという間の時間でした。」「今迄にも聴かせていただいてるグロトリアンの音色が、より素晴らしく変わっていて驚きました。」「素晴らしい楽器と素晴らしいメンバーに恵まれた、贅沢な時間を過ごさせて頂きました。」「大変楽しめました。ピアノが一台一台違うというのをあらためて感じました。また来ます。」などのお声をいただきました。

そしてコンサート後は、歌枕のお手製ランチをお楽しみいただきました。

ランチメニューロゴ

ポーランド風
きのこのスープ と ロールキャベツ

グランマニエ風味 柿と桃のポンチ

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<次回予定>
「時代を語るピアノの響きコンサート」2015年3月29日(日)・30日(月)10:30〜








6月1日2日「時代を語るピアノの響きコンサート」レポート - 2014.06.04 Wed

スタッフの松田です。
お陰をもちまして、6月1日うたまくらピアノ工房が1周年を迎えることができました。その記念コンサートとして、6月1日2日「時代を語るピアノの響きコンサート」を開催。関西のみでなく、東京、埼玉、静岡などご遠方からもお越し下さり、両日満席でのコンサートとなりました。
ピアノ愛好者の方、ピアノの先生、生徒様、調律のお客様、これからを担う若手ピアノ技術の方、そして1周年ということで、うたまくらピアノ工房を提携し支えてくださるピアノ関係の会社の方々と、多方面の方がご参加くださり、はじめに歌枕がおひとりおひとりご紹介をさせていただきました。

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さて、「時代を語るピアノの響きコンサート」第一部は、ピアノ工房にある個性豊かなピアノそれぞれに合う曲を歌枕が選曲、演奏しました。
 ヤマハアップライト(UP・1924年製日本)「平均率1番」
 シードマイヤー(UP・1935年製ドイツ)「トッカータとフーガ」
 ザイラー(UP・1927年製ドイツ)「スカルラッティのソナタ」
 フォイリッヒ(UP・1977年製ドイツ)「パリの空の下」
 グロトリアン・シュタインベヒ(GP・1965年製ドイツ)「伝説のチャンピオン」
 スタンウェイ(GP・2013年製ドイツ)「アルベニスの前奏曲」
 ブリュートナー(UP・1930年製ドイツ)「マイスタージンガー」
 ザウター(UP・1954年製ドイツ)映画「シンドラーのリスト」テーマ曲
 ボールドイン(UP・1956年製アメリカ)映画「愛情物語」よりノクターン
 プレイエル(GP・1932年製フランス)で、ショパン「ノクターンop48」

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どのピアノでの演奏も、この曲はこのピアノのための曲ではないかと思うほど、曲のピアノの音色の魅力を引き出された演奏でした。
ピアノの王者スタンウェイで演奏した「アルベニス」は、曲のほとんどが2音で進行されているとのことでしたが、究極の音の響きを楽しめました。そのスタンウェイの源流であるグロトリアン・シュタインベヒでの「伝説のチャンピオン」は、一瞬感じた意外?という思いを裏切ってぴったりで、そして最後、工房でははじめてのショパンが愛した音色を継承している時代1932年製のプレイエルでの「ノクターン」は、その音色とドラマティックな演奏に魅了されました。

そして次は、夢工房(社長室)にある歌枕所有のタローネ(GP・イタリア)で「シャコンヌ」をお聴きいただきました。タローネが生きている間に約500台しか作られず幻の名器とも言われており、うたまくらではこのコンサートの時のみ、特別にご披露しています。

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第二部は、うたまくら茶論でお茶をお飲みいただいた後、クラビコード、チェンバロ、フォルテピアノと普段は、博物館でしか見る機会がない歴史的鍵盤楽器を、身近にお聴きいただきました。そしてコンサートは、茶論のベヒシュタインパリサンダーで映画ニューシネマパラダイスより「愛のテーマ」の演奏で締めくくりました。

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「はじめて聴く、見る、珍しい楽器を楽しみました。」「一台一台の魅力を感じました。」「はじめて聴くプレイエルの音に感動しました。」「アップライトとは思えない、表現力のあるピアノに驚きました。」「工房・茶論のコンサートは2回目ですが、様々な個性のピアノの歌枕先生の演奏で心が豊かになり、またピアノをはじめたいとの思いが湧いてきました。」などご感想をいただきました。
またコンサート後、若手のピアノ技術者の方々は、タローネやプレイエルをはじめとする普段見ることの少ない様々なピアノを、興味深くご覧になっていました。

今回も、コンサート前後には、歌枕のお手製ランチをお楽しみいただきました。

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にんじんと清見オレンジのサラダ
玉子ときゅうりのディルソースカナッペ
ハンガリアンスープ
ふわふわヨーグルトムース

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3月16日「時代を語るピアノの響きコンサート」レポート - 2014.03.17 Mon

スタッフの松田です。
今回の「時代を語るピアノの響きコンサート」は、世界の個性あるアップライトピアノを集めてのコンサートで、ピアノ愛好家の方、先生、技術者の方と、いろんな立場でピアノに興味を持つ方々など多くの方がご参加くださいました。
今回は、うたまくらピアノ工房でははじめて新生をしたピアノもあり、技術の荒木も歌枕も、実際に修理が終わり組立をし弾いてみるまで、どんな音色を奏でてくれるのわからなかったと、また数年かけて段階を経て調整してきたピアノもより魅力が再生されましたなどのお話をしながらそれぞれの楽器をご紹介。その後、歌枕がそれぞれのピアノに合わせて選曲した曲を演奏しました。

 YAMAHA ヤマハ 1924年製(日本製)
  ・・バッハ アリア 
 BALDWIN ボールドウィン 1970年製(アメリカ製)
  ・・星条旗よ永遠なれ
 JONE BRODWOOD ジョンブロードウッド1956年製(イギリス製)
  ・・ウェールズ地方の子守歌・木星 
 SEILER ザイラー 1954年製(ドイツ製)
  ・・ミスティ
 SCHIEDMAYER シードマイヤー 1935年製(ドイツ製)
  ・・アディオスニーノ
 SAUTER ザウター 1954年製(ドイツ製)
  ・・ベートーベン 春 
 FEURICH フォイリッヒ 1977年製(ドイツ製)
  ・・風の谷のナウシカ・ファンタジア
 BEHSTEIN ベヒシュタイン9トロピカル使用 1921年製(ドイツ製)
  ・・ラフマニノフ ピアノコンチェルト第2番

8台のピアノがどれひとつとして似ていない個性がはっきり出た音色で、魅力いっぱいの演奏でした。特にベヒシュタインは、グランドピアノで弾いているのかと錯覚するほど、響きが豊かでした。
その後、この「時代を語るピアノの響きコンサート」の日のみ公開の歌枕所有タローネグランドピアノの演奏をお聴き頂き、茶論へ移動し歴史的鍵盤楽器の演奏をお楽しみいただき、最後は、ベヒシュタインパリサンダーで映画ミッションより「ガブリエルのオーボエ」を演奏しコンサートを締めくくりました。

ご参加くださったお客様より、「うたまくらでは、いつも既成概念を覆されます。」「本当に楽しかったです。このようなコンサートはほかではないと思います。」「前に聴かせていただいたピアノが、このように素晴らしく変化していて驚きました。」「感動しました。次は、友達を誘ってきたいです。」「ザイラーの音色が好きです。お嫁に行くときには・・・。」「すべてが驚きでした。」など、ご感想をいただきました。

そしてコンサート後は、歌枕のお手製ランチをお楽しみいただきました。

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しらすボール&菜の花とクリームチーズのカナッペ

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フィンランド風 サーモンスープ

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ライチ風味のフルーツポンチ

春の訪れを感じる可愛いオードブルに、「わぁ~」とのお声が
歌枕流にアレンジ 隠し味に日本酒、和風だしが入ったフィンランドのスープ
皆さんから、とても美味しいと好評でした。


次回「時代を語るピアノの響きコンサート」は...
6月1日(日)・2(月)の予定で、ピアノ工房1周年記念コンサートとなります。




12月15日・16日「時代を語るピアノの響きコンサート」レポート - 2013.12.17 Tue

スタッフの松田です。
12月15日・16日「時代を語るピアノの響きコンサート」を開催しました。先日もご紹介いたしましたが、秋以降、ピアノ技術の荒木が修理・調整を行い、歌枕が演奏者として弾いて確認し、荒木に要望を伝え、再度調整という繰り返しで、最高の状態に仕上がったピアノでのコンサートとなりました。15日は、ご家族でのご参加、技術関係の方、教室の生徒さん、調律のお客様など幅広い皆様が、16日はピアノの講師の方々がご参加くださいました。
さて、ピアノ工房では、まずはじめに、大正時代に作られたヤマハNO.1では、歌枕が最近に読んで感動した小説「永遠の零」の作者 百田尚樹さんが、この小説を書くときに聴かれていた曲 カヴァレリア・ルスティカーナ「間奏曲」、ベヒシュタイン9トロピカルでは、この季節にあわせてチャイコフスキー~くるみ割り人形より「花のワルツ」、グロトリアンーシュタインヴェッヒでは、「シャコンヌ」、ポーランド製のザイラーでは、ショパン「マズルカ」、ブリュートナーでは、「黒い瞳」を演奏しました。
内輪ながら、どのピアノの音色もすばらしく成長していて、歌枕の演奏でその魅力がより弾きだされていました。楽器、技術者、演奏者、三位一体での極意だと思いました。

ピアノ工房での最後の演奏は、今回の見どころ聴きどころとして、先日ご紹介させていただいていたフッペル。映画「月光の夏」で、特攻であす飛び立つ青年兵が、最後にピアノを弾きたいと近くの小学校のピアノを借りてベートーベンの「月光」を弾いたのがフッペルでした。その同時代のフッペルが縁あって、うたまくらに届き、半年間かけて新生してのお披露目演奏でした。15日には、東京より元持ち主であるS様、そしてこの修理に関わってくださった静岡県磐田市にあるSP楽器の岩本様、そしてつないでくださった埼玉の一條様もお越しくださり、皆様揃ってフッペルの新生を喜んでくださいました。

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修理が完成し、歌枕がはじめて弾いた時、魂に伝わるものがあり涙が出たというフッペルでは、バッハの「プレリュード」とベートーベンの「運命」そして「月光」を演奏しました。その深い響きに感動しました。

S様は、「このピアノがどのように変わるのか、想像もつかず、今日の日を楽しみにやってまいりました。こうして蘇らせていただいてほんとうに嬉しかった。とにかく興奮しました。そして歌枕さんの取り組みに、共感しました。」とお話しくださいました。

そして次に、皆様に移動していただき、夢工房にある歌枕所有の幻の名器タローネをお聴きいただきました。

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タローネの音色を聴くのが夢だったという方もご参加くださいました。
また、岩本さんは、タローネをはじめて聴かれたとのことで、こんなに澄んだピアノの音色は聴いたことがないと驚かれ、またタローネの設計を見られて、そのつくりに共感されたそうです。

最後は、茶論に移動していただき、歴史的鍵盤楽器 クラビコード、チェンバロ、フォルテピアノの演奏をお聴き頂き、この「時代を語るピアノの響きコンサート」終曲は、うたまくらの象徴であるベヒシュタインパリサンダーの演奏で、しっとりと締めくくられました。

コンサート後、岩本さんより「ピアノの修理をしていても、お客様のところにお届けして、その後、どのように演奏されているのかを聴くことがほとんどありません。今日お招きいただき、新生したフッペルを聴けて本当にうれしかったです。またこのようにいろんなメーカーのピアノや歴史的鍵盤楽器が、とてもよい状態で紹介されているところは、ほかにないと思います。」とお話しくださいました。

またはじめてご参加くださった方からは、「ピアノって一台一台こんなに違うということを、はじめて知りました。」と、前回もご参加くださった方から「ベヒシュタイントロピカルの変化に驚きました。」などのご感想いただきました。

さて、多方面からお越しいただいた皆様に、うたまくらはここれでけで終わらないと歌枕からのサプライズプレゼントで、友人のサンタが登場。皆さん大盛り上がりでした。

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ランチメニューロゴ

ポーランド風きのこスープ
チキンカツ&ツリーサラダ
りんごのケーキ

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ポーランドきのこの香りがいっぱいひろがるスープ
ひと足はやいクリスマス気分のかわいいお料理
りんごの酸味がおいしいケーキ
おいしいお料理とともに
コンサートの余韻を楽しみました。





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アーティスト歌枕直美のライブを中心とした様々な音楽活動を、コンサートスタッフがレポートいたします。

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