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「うたまくら30周年にむけて」vol.2〜うたまくら社の設立〜 - 2020.04.27 Mon

スタッフの松田です。
「うたまくら30周年にむけて」第2回目は、歌枕が会社“有限会社うたまくら(現株式会社うたまくら)”を設立しようと決意するきっかとなった2つの出来事についてご紹介いたします。

歌枕は、20代半ばに結婚をして“歌枕”という姓になられて、そして結婚してまもなくご主人のご先祖様のお墓のある鹿児島に行かれたそうです。鹿児島観光する中で、その当時できてまもなくの知覧にある特攻隊記念館に行かれ、そこに残された特攻隊として旅立った青年の写真、お母さんにあてた手紙などを目にし、涙が止まらなかったそうです。また特攻隊の人たちが一周回って南の海に飛び立ったという美しい開聞岳の姿、特攻の母と呼ばれた鳥浜トメさんの話など、大きな衝撃を受け、“自分は根無し草”だと、社会に役立つこと、責任を持って生きて行くには、音楽の道しか歩んでこなかった自分になにができるのかと、更に考える様になったそうです。

それから数年後、ヨーロッパに旅した際、オーストリア・ウィーンにてミュージカル“オペラ座の怪人”を見て、その時がドイツ語での上演だったそうですが、言葉がわからなくても感じる本物の総合芸術舞台に触れ、鳥肌がたつような感動を覚えたそうです。歌枕はその時に、総合芸術舞台の公演にはプロデューサーという存在が確立していて、日本と欧米の音楽環境の違いを感じ、日本でも音楽で仕事となる環境を作りたいと考えたそうです。

そのためには、まずきちんと組織をつくり、責任を負わなければならないと思い、会社設立を考えました。その当時、暴力団新法ができたころで、女性が起業するというのは、いろいろ臆測され難しいこともありましたが、それまでの活動でご縁を頂いていた弁護士の三瀬先生のお力添えをいただき、1994年4月1日有限会社うたまくらを設立しました。代表取締役社長 歌枕直美の誕生です。その日、歌枕は社員の前で「音楽を仕事としていくのは、大変なことだと思います。土地を耕すことからでなく、石をのけるところからはじめないといけない。まずは、石の上にも3年でなく10年。よろしくお願いします。」とのお話がありました。私は、この日の言葉を、今でもしっかりと記憶しています。そして10年目の奇跡は…。



「うたまくら30周年にむけて」vol.1〜歌枕直美の生い立ち〜 - 2020.04.19 Sun

スタッフの松田です。
うたまくら社は、4月1日が設立日で、今年29年目を迎えました。これから “うたまくら社30周年” にむけて、歌枕が会社を設立しようと思ったきっかけや、それからの事を少しずつまとめて、歌枕の軌跡をご紹介していきたいと思います。まず1回目の今日は、歌枕が29歳で会社設立に到るまでの、生い立ちについてご紹介します。

歌枕は、大阪生まれ大阪育ち、お母様は大変音楽がお好きな方で、小さな頃、寝る前に フォノシートでクラシック音楽を聴かせてもらっていたそうです。その中で、「アヴェマリア」と「サンサーンスの白鳥」が好きだったと聞いています。その後、大阪市の南の端にある長居小学校に入学。1年生の時に、私は歌枕と出会いました。おかっぱ頭で、とてもしっかりし賢く、口数の少ない印象があります。お顔は、今とあまり変わらないというとおかしいかも知れませんが、写真を見ると「あ!歌枕さん」と、大勢の中からでも見つけることができます。

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S44年 大阪市立長居小学校 入学


小学3年生の時に音楽の松前先生に才能を見初められ、合唱の伴奏者として選ばれます。その頃の長居小学校では、NHKや毎日などのこども合唱コンクールで近畿代表や西日本代表になるなど合唱が盛んでした。そのコンクールの時に、他の学校は音楽の先生がピアノ伴奏を弾かれているのにもかかわらず、その中に混じり小学生の歌枕がピアノ伴奏をしており、審査員よりの公表では、歌枕の音楽性の高さの評価を話されていたのを聞いて、私は子供ながらにとても誇らしかったことを記憶しています。

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S48年 MBSこども音楽コンクール西日本優秀校発表音楽会

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S49年 NHK全国学校音楽コンクール 近畿代表テレビ出演


その後も、児童合唱団の伴奏者として、先生の片腕となり活躍を続けられ、また高校時代には、歴史“幕末”に関心を持ち、大阪の適塾や山口の松下村塾に出かけるなど、音楽だけでなく歴史や時代を変えていった人の考え、生き方に興味を持ち、今の歌枕の基盤を築いていかれていたのだと思います。

そして、歌枕が文化講演会などでお話しをしていますが、音楽を勉強しているとその進路は音楽大学に行くということしかなく、音楽が好きということで音楽大学に進学。ちょうどその頃、世の中は高度成長期で、大阪より東京、東京より欧米がすばらしいというような傾向がありました。特に、音楽ですとヨーロッパ留学という道に進まれると“すばらしい”と評価されるような流れがあり、“じゃその先は?”と、今考えるととても疑問な進路です。ご両親からは、「音楽で食べて行くのは難しい。教師になりなさい。」と言われ、教員免許を取得。卒業後は大阪体育大学付属中学校の音楽教諭をしながら、演奏活動をされていました。その数年後になりますが、当時の大阪体育大学附属福祉専門学校 田口校長(H9年より大阪体育大学学長)より「歌枕さんが夢枕に立ちました。」とのご連絡があり、大阪体育大学附属福祉専門学校の校歌作曲のご指名を頂き、初作曲だったそうです。

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大阪体育大学附属福祉専門学校 校歌


すべてのことが、今に至るまでの素養を順に培われていかれていたのだなぁと、歌枕の話を聞きながら感じます。しかしそうしながらも、これから趣味としてではなく、音楽家として社会で仕事をして行くには、どうしたら良いのかと試行錯誤をしていたそうです。それから実際に、歌枕が“有限会社うたまくら(現株式会社うたまくら)”の設立を決意する、2つの衝撃的な出来事がありました。来週は、その2つについてお話しいたします。



印度山日本寺 古本募金のご案内 - 2020.04.13 Mon

スタッフの松田です。
昨年、友の会会報誌“うたまくら草子”対談に2度にわたりご登場いただき、また先月のうたまくら茶論「やまとうたコンサート」にご参加くださいました東大寺長老の北河原公敬師の福祉活動につきましてご紹介させていただきます。

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北河原師は、2016年インドブッダガヤにある印度山日本寺の第六代竺主を務められています。印度山日本寺は、1965年にお釈迦様の聖地ブッダガヤに「仏教寺院を建設し国際融和と平和の拠点にしよう。」と、ネルー首相が宣言し、アジア諸国に呼びかけに日本の仏教会が賛同し、宗派を超えて建てられたおてらで、主にブッダガヤの子供たちを対象に、無料幼児教育施設「菩提樹学園」や、無料医療施設「光明施療院」、「仏教学東洋学研究所」の設立など、貧困に苦しむ住民を対象とした宗教福祉活動を行われています。北河原師ご自身も、年に1度その様子を見に行かれています。歌枕が北河原師にお会いした際、「読み終えた本やDVDなどを集めてご提供いただけると、子供たちの給食や教育に役立てることができます。ぜひご協力をお願いします。」と、『印度山日本寺 古本募金』という支援制度について、直々にお話があり、歌枕もその活動の意義に賛同し、お役に立てるのであればこの機会にと、所有している本・CD・DVDを大整理し、順に寄付を行っています。

*詳細・お申し込み方法は、
『印度山日本寺 古本募金』ホームページ

◎『古本募金 きしゃぽん』 フリーダイヤル 0120-29-7000 
  *お電話の際は、「国際仏教興隆協会に寄付したい」とお伝えください。



竜門陽子コラム 万葉集 英語に訳して親しもう『みやびうた〜彩る言ノ葉』 - 2020.04.06 Mon

スタッフの松田です。
歌枕直美友の会会員であり、歌枕直美のやまとうたを歌う会の会長である歯科医師の竜門陽子さんが、一般社団法人大阪府学校歯医会広報誌「府学歯報」(年2回発行)にて万葉集 英語に訳して親しもう『みやびうた〜彩る言ノ葉』と題して連載を担当され、歌枕直美 オリジナル記紀・万葉集「やまとうた」の曲をご紹介下さっています。

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竜門さんは、歌枕が初版版「みやびうた」「明日香風」CDを発売した頃、大阪のCDショップで見つけて購入して下さっており、10数年とても好きな音楽と温めてくださっておりました。5年前、この「府学歯報」でのコラムを担当されることになられた時、万葉集 英語に訳して親しもう『みやびうた〜彩る言ノ葉』をテーマにしようと考えてくださり、ご連絡をくださいました。

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その後、竜門さんご自身も「やまとうた」を歌いはじめてくださり、毎月の「やまとうた特別セミナー」にもご参加くださり、レパートリーを増やし続けてくださっています。また、歯科医師会の行事などの機会では、「梅と宴」などの万葉歌をご披露くださり、「府学歯報」でのコラムとともに、歌枕記紀・万葉やまとうた」の世界を広めてくださっています。

3月30日発行の「府学歯報」では、『み吉野の恋』をテーマに、天智天皇・天武天皇の関係や後継者争い“壬申の乱”について竜門さんの視点で語られ、また竜門さんのルーツにまつわるお話まで登場しています。ぜひご拝読ください。



一般社団法人大阪府学校歯医会広報誌「府学歯報」vol.66

竜門陽子コラム 万葉集 英語に訳して親しもう
『みやびうた〜彩る言ノ葉』


府学歯報661  府学歯報662

(記事画像をクリックしていただくと拡大表示されます。)




「音絵巻公演延期」と「うたまくら茶論コンサート開催」のお知らせ - 2020.03.30 Mon

スタッフの松田です。
世の中では、新型コロナウイルスが収まることなく感染が拡大している状況で、各地で外出自粛の要請が出ています。
歌枕は、新作 音絵巻「うつそみの人—細川ガラシャ—」公演の準備を進めて参りましたが、この状況の中、京都無名舎・さかい利晶の杜ともに休館や再開日の見込み不確定となり、今年の秋に延期をすることにいたしました。新しい日程が決まり次第、改めてご案内させていただきます。少し先になりますが、秋の好季節の公演です。また周辺の秋の見所なども、ご紹介して行きたいと思います。

さて、歌枕の春の活動ですが、本拠地・うたまくら茶論コンサートは、少人数制でのコンサートで、休まずに開催しています。

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今年の「=会員制=茶論やまとうたコンサート」では、1年をかけて『万葉集の成り立ちを紐解く』をテーマに新作をお届けしています。

4月は、5日(日)11時〜14時半の開催です。4月の新作は、「天智天皇」「天武天皇」に続き、天智天皇の子息である「志貴皇子」のお話です。脚本の菅沼先生の視点で描かれる「志貴皇子」を、ご期待ください。そして、会員様のご紹介や歌枕が選ぶ「今月のやまとうた」〜歌枕のその曲への思いのお話、またやまとうたでの乾杯と、茶論ならではのコンサートとなります。

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また、コンサート後は、歌枕お手製料理でのお食事会。毎旬の食材を使った歌枕メニューは、「彩り豊かな盛りつけで、見て美味しく食べて美味しいです。」と、大変好評をいただいております。また、10代〜80代と世代を越えた会員様が、歌枕の音楽を通して集まって下さり、その中で“やまとうた”“歴史”“人生”についてなど、それぞれの視点でお話しくださり、大変楽しく濃厚な時間となっています。お一人でも気軽にご参加いただけます。
お申し込みは、うたまくらまで(06-6317-3873)


■スタッフブログでは、今までの様子をご紹介しています。

2020年3月「=会員制=茶論やまとうたコンサート」レポート

2020年2月「=会員制=茶論やまとうたコンサート」レポート

2020年1月「=会員制=茶論やまとうたコンサート」レポート


■うたまくら茶論コンサートスケジュールは...
うたまくらHP うたまくら茶論コンサートより





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アーティスト歌枕直美のライブを中心とした様々な音楽活動を、コンサートスタッフがレポートいたします。

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